IoT開発を行う株式会社パーソンリンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:葛山 宏樹)は平均年齢26歳、全社員の9割以上がエンジニアという若い技術者で構成されています。社員は生まれたときからインターネットやパソコンがある環境に育ったデジタルネイティブであり、スピード感ある最新技術の導入を得意としています。
当社代表の葛山は29歳、社員同様“ゆとり”と呼ばれる世代です。『すぐに効率を求める』『組織よりもプライベートを優先する』などの価値観がネガティブに取り上げられがちですが、当社では逆にその特性を生かし、業務に関しては結果主義を徹底する一方、個のワークライフバランスを充実させる社内制度を設け、ゆとり世代の価値観にフィットする新しい会社文化を醸成しています。
2017年9月決算では創立以来7期連続の増収となった当社ですが、8期目となる今期も取引先企業数は前年比約150%で上昇推移しています。また新規事業として2018年5月10日よりファブ施設(※1)『道玄坂工房』を開設、5月17日にはIoTデバイス『hacot』(※2)を発表しました。効率を重視し押し付けを廃止する “ゆとり経営”が組織力を高め業績好調に結びついています。
※1 3Dプリンタやレーザーカッターなどのデジタル工作機械を使用してオリジナル製品を製作できる商業施設
※2 スマートフォンなどを用いて植物への水やりを外出先からも行えるIoT植木鉢。内蔵センサーで土の水分量を感知し専用アプリで給水タイミングを知らせる。
株式会社パーソンリンク 代表取締役CEO 葛山宏樹(29)
2007年にSEを目指し地元・茨城から上京しIT企業に就職。システム構築、 アドテクノロジー(ネット広告における配信技術)を学ぶ。
2011年に独立、株式会社パーソンリンク設立し現在に至る。
「結果の最大化」をモットーに技術中心の経営を行い、2017年よりは IoT事業にも注力。
株式会社パーソンリンク 代表取締役CEO 葛山宏樹
■剣道少年がIT黎明期社長の自由さに憧れエンジニアを目指す
当社代表・葛山は茨城県稲敷郡美浦村の出身です。小学生時代より剣道に励み、将来は警察官になることを夢見ていました。葛山が中学生のころにITバブルと呼ばれる時代が到来し、それまで日本の経済界にはいなかったような個性豊かな若きIT社長たちが連日メディアを賑わしていました。その自由な言動ぶりや、いままでの常識にはなかったビジネススタイルに葛山は大きな衝撃を受けた葛山はIT企業を興すことを目指して単身上京しSEとしての勉強を始めました。
葛山が憧れたのはテクノロジーを使って新しい価値観を世に送り出すクリエイターとしてのIT社長たちでしたが、実際のIT企業社員の仕事は既存のシステムを加工しサービスを提供する『製造業』としての要素が強いように感じられました。葛山は「もっとクリエイティブなエンジニア集団を作りたい」という思いから2011年に当社を立ち上げました。
■効率と結果を重視 組織に『エンジニア文化』を定着
当社が業務において大事にしているのはスピード感と結果を重視するエンジニア文化です。現代において技術やそれを取り巻く環境はどんどん新しくアップデートされています。そうした最新のテクノロジーをスピーディに取り入れシステムやサービスという結果を出していく技術屋の考え方を中心にした組織作りをしています。
特にIoT開発では、様々な日常のニーズをいかに早くサービスとして形にできるかを心がけています。アプリ、ウェブ、デバイス、センサーを自社ワンストップで作れる技術と、製品の精度を高めるテストや改修のスピード感が当社の強みです。また自社に足りない要素は他企業との業務提携によって補完することで一層の迅速化・効率化を図っています。
技術以外の日常業務でも効率化を追求しています。当社では社内会議のルールとして『会議の掟』を制定しています。HPOS(※)をベースに作られたこのルールは2017年から導入され、必ず短時間で結論が出る会議となるよう考えられました。労働時間=工数に対してのパフォーマンスを最大化させる、効率重視の“ゆとり”意識はこうしたところにも発揮されています。
※アメリカの経営者ハワード・ゴールドマンなどによって確立された会議の方法論。アップル、ヒューレッド・パッカードなど大企業が導入していることで知られる。
■『おしゃれ手当』『旅で仲を深めよう手当』・・・プライベートを楽しめる制度充実
社内の福利厚生制度にも“ゆとり”視点を取り入れました。職場での飲み会や交流会の出席を強制されるのには反発する一方、自分の意志で出欠を決定できるのであればコミュニケーションにも前向きになれる世代特性を生かし、社員が自分の意志で楽しみながら社内交流できるような社内制度を整備しています。『旅で仲を深めよう手当』(社員3名以上、1泊以上の旅行に行く場合の費用を年1回1万円まで補助する制度)、『おしゃれ手当』(ヘアサロン、ネイルサロン、衣料品購入などにかかる費用を月1回5千円まで補助する制度)などユニークな制度を設けています。
手当を支給する事で社内コミュニケーションを義務化せず、自発的な交流を活性化させる狙いがあります。現在各社内手当制度の利用率は平均して5割を超え、社員も社内コミュニケーションを楽しむことに積極的になりました。こうした社内文化は開発に必要不可欠なチームワークの向上や、離職防止にも一役買っています。
■エンジニア職をもっとクリエイティブに 人間力と技術力で第4次産業革命を制す
当社社員の9割以上がエンジニアで構成されている理由は「技術を中心とした経営方針」という葛山の思いです。最先端の技術を覚えてアウトプットするというサイクルを中心にスピード感のある組織文化を確立したうえで、エンジニアという仕事をもっと自由に、クリエイティブにしていくのが葛山の目標です。そのためには高い技術力を持つことは当然ですが、同時にエンジニアが多感なアンテナを持ち人間力を高めていくことも重要です。
「効率ばかり気にする」「組織より自分を優先する」と“ゆとり”を揶揄されることが多かった葛山ら20代後半ですが、その特徴を逆手にとった緩急ある組織作りで競争力を高め、来る第4次産業革命(※)をリードする企業となるべく今後もIoT、AIの開発に注力した事業を行っていきます。
※2016年に世界経済フォーラム(WEF)で提唱された、「IoTによりさまざまなモノがインターネットにつながり、ビッグデータが蓄積され、それをAIが制御するようになる」という今後の世界経済概念。
【会社概要】
社名: 株式会社パーソンリンク
本社: 東京都渋谷区円山町5-18道玄坂スクエア 受付404
電話: 03-3461-0218
ホームページ: https://person-link.co.jp/
代表: 代表取締役 葛山 宏樹
設立: 2011年10月
従業員数:31名
事業内容:
◆ IoTサービス開発
◆ Webサイト・Webツール(アプリ等)の企画、構築、運用
◆ システム開発、運用保守
◆ スマートフォンアプリ開発
◆ 『Fab Lounge 道玄坂工房』運営
本件に関する報道関係者お問い合わせ
株式会社パーソンリンク 広報事務局
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