5月10日(木)渋谷にFab施設『道玄坂工房』が開設 最新設備を貸出 誰でも自由なアイディアを形にできる場を提供 “ネットに落ちていない”生の情報を交換するコミュニティ作りも支援

2018.05.11

IoT開発などを行う弊社が2018年5月10日(木)に弊社フロアの一部を『Fab Lounge 道玄坂工房』(以下、『道玄坂工房』)と名付け、誰もが機材や工具を使用できるFab施設(※)として一般営業を開始します。
※Fab施設:アナログ・デジタル工作機器が利用可能な施設

■技術者がIoTの情報を交わすサロンとして期待

IoTの分野は最先端のため、まだ技術についての情報がネットなどに共有されていないことも多く、エンジニア同士が情報を交換する場が少ないのが現状です。また、コンテンツ製作には高額な大型機材が必要となることも開発への敷居を高くしている要因の一つと考えられます。

弊社では2017年9月よりIoT事業部を新設しています。弊社の設備を社外にも開放する事で、IoT開発に興味のある人たちが自由にコンテンツを制作し、開発者同士のネットワークを作り、より良いサービスを生み出すための情報交換ができるサロンとして『道玄坂工房』の開設を決定しました。

■データを持ち込めば基盤製作まで可能 電子工学に知見のあるユーザーを想定

『道玄坂工房』のメインユーザーとしては、エンジニアや電子工学を学ぶ学生など工学に知見のある層を想定しています。自作データを持ち込めば、その場で基盤まで彫ることが可能です。また工作に必要な工具の貸出、備品の販売も行い、ワンストップでものづくりができるスペースとして運営します。 『道玄坂工房』は弊社IoT事業部の隣に設置され、何かわからないことがあった場合は弊社エンジニアに直接質問することも可能です。

『道玄坂工房』の利用によって、フリーのエンジニアや電子工学を学ぶ学生、趣味の電子工作者など十分な環境を持たない人たちでも、自由なアイディアと創意工夫でIoTをはじめとしたサービス開発に参入できます。また気軽に現役エンジニアとコミュニケーションを取ることができるため、学生が将来的にエンジニアを目指すきっかけも作ります。

■ワークショップや交流会の開催も計画 世の中にエンジニアリングを広げる

ITエンジニアは需要に対して供給が少なく、特に今後は若年人口の減少に伴い一層の不足が危惧されています。弊社では『道玄坂工房』を通じてものづくりの楽しさを一人でも多くの人に伝えるための活動を考えています。今後はIoTを身近に感じてもらうためのシニアや子供を対象とした体験会や、電子工学を学ぶ学生を対象にしたワークショップの開催、現役エンジニアの情報交換や横の繋がり作りを目的とした交流会も計画しています。

弊社は社員の9割以上をエンジニアが占めています。「世の中を技術の力でもっと便利に」を理念に、エンジニアがクリエイターとして自由な発想で開発を行える環境作りを目指しています。渋谷という若者文化の発信地に新設する『道玄坂工房』が、ものづくりを楽しむ人たちに機会を提供し、やがてここから世の中を動かすIoTサービスが生まれることを願っています。

【道玄坂工房 施設案内】

営業時間  平日 13:00〜18:00(土日祝休み) ※要予約

住所    東京都渋谷区円山町5-18 道玄坂スクエア404受付

JR渋谷駅 マークシティ道玄坂上出口より徒歩1分

電話    070-4371-6247  ※道玄坂工房に関するお問い合わせとお伝えください

利用基本料金  1名200円/45分

※グループで利用される場合は、1グループあたり最大3名まで、代表者様がご予約ください。

施設詳細  https://dogenzaka-kobou.com/