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葛山が見つけた成功しているビジネスマンの2つの法則

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こんにちは。株式会社パーソンリンク代表取締役CEOの葛山です。

今日は「葛山が見つけた成功しているビジネスマンの2つの法則」について説明します。
今は「VUCA」の時代と言われています。
「VUCA」とは、Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)の頭文字をつなぎ合わせた造語で、これら四つの要因により、現在の社会経済環境がきわめて予測困難な状況に直面しているという時代認識を表す言葉です。
なぜ予測困難な時代になってしまったかというとインターネットによって情報が民主化されてしまったからです。
昔であればアドテクを知っているのは電通で5人と博報堂で5人みたいな感じだったのですが、今やアドテクはベンチャー企業でも扱えますし、勉強をしっかりやれば個人でも習得可能です。
美味しいイタリアンを作れるのはベテランのイタリア人シェフのみだったのがクックパッドを見れば普通の主婦が作れます。
こんな風に今まで一部の人しか持っていなかった一流の情報が誰でも得られるようになってしまいました。
そしたらどうなるか、レベルの高い競争がおきます。
今まで電通5人、博報堂5人で高め合って新しいものを産み出していたのが、1000人2000人に増えたわけなので当然、技術やサービスの発展がめまぐるしく早くなるわけです。
さて、そんな中で一つ目の法則ですが、そんな「VUCA」の時代で成功しているビジネスマンは皆「スピード」を持っています。
「VUCA」の時代では「スピード」を持っている人が勝ちます!
なぜかというと、こんなにも予測困難な時代で超絶有利なアイテムが「鮮度の高い経験」だからです。
何かを成功させるためには「経験」が大切なことは普遍的なのですが、今は時代がめまぐるしく変わるので「鮮度の低い経験」は役に立たないことも多いですし、かえって邪魔になることもあります。
そんな状況では「鮮度の高い経験」に頼るしかありません。
(もちろん「鮮度の低い経験」が比較的活きるビジネスもあります)
「スピード」がある人は「鮮度の高い経験」をたくさん持っています。
直近のチャレンジ数や経験数、実行数が多いからです。
私はメンバーから新規事業を提案されることがあるのですが、決まって「まず1円稼げ」という指示を出します。
その意図は「今君が言ってることよりもその案で1円稼いだ後の君が言ってることの方が正しいから」です。

二つ目の法則は「方向転換」や「路線変更」という意味で使われる「pivot」です。
「pivot」は言い換えれば「鮮度の高い経験を用いた計画の再編」です。
計画を煮詰めることも大事なのですが、時間をかけ過ぎてしまうと時代に置いてかれたりタイミングが悪くなってしまうので、計画に時間をかけすぎるのはよくないです。
その場合は「pivot」を前提にとっとと前に進めることが大切です。
「VUCA」の時代では「pivot」をどれだけできるかがより良い結果を導きだすための鍵になります。
なんとなく感じてる人も多いかもしれませんが、実はシステム開発はもっと昔から「VUCA」でした。
システム開発はその時代の最先端を作り出していることが多いので基本的には変動、不確実、複雑、曖昧という特性を持っています。
つまり私たちはこの時代において有利な脳ミソを持っています。
この脳ミソを社会のために役立てましょう!
今日の話をまとめると「スピード感を持って実行し、鮮度の高い経験を得て計画の再編をし続けると成功できるよ」ということでした。

hiroki isotani

hiroki isotani

広報担当


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