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アイドル特化型クラウドファンディングについて

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こんにちは。株式会社パーソンリンク代表取締役CEOの葛山です。

今日は私が今注力していることの一つであるアイドル特化型クラウドファンディングについて話します。

元々は過去に社員とランチに行った時に私も社員の方もアイドルが好きなのでアイドルトークで盛り上がった流れから「アイドルのクラウドファンディングをやろう」って話になって、じゃぁちょっとユーザヒアリングしてみよう!とその場の勢いで私達のファン友達にヒアリングを始めたことがきっかけでした。

ところが、知り合いのアイドルファンに1、2週間ヒアリングをしていたら、なんとそのタイミングで新型コロナウイルス感染拡大によるライブの中止が相次いで、ファンのストレスが溜まりすぎているということに気がつきました。

一方でアイドル事務所の方にもヒアリングをしたところ、ライブが中止になって資金繰りに困っている。という話も聞けました。
そこで私が「クラウドファンディング」やってますか?って聞いたらまだそこまで手が回っていないとのことで、タイミングとしては今なのではないかという気持ちが出てきて、一旦クラウドファンディングのグロースはさておき、無観客ライブを企画して開催してあげたら、ファンもアイドル側も喜ぶんじゃないかと思って行動してみました。

色々動いてみるとわかってくることもあり、まずカメラマンさんが仕事を失っている。ライブハウスが休業せざるを得ない状況になっている。もちろん音響、照明さん、音楽ディレクターさんも仕事が無くなっている。という状況でした。
これはもしかして無観客ライブを開催してそれで各所にお金を支払える状況を作ったらかなりたくさんの人を救えるんじゃないか?とそんな気がして今は各所に「無観客ライブ」の提案をしています。

今回のプロジェクトで私がこだわっていることが「優しさで設計すること」と「リーンスタートアップで進めること」です。

二つとも深い内容なのですが、まずクラウドファンディングというのは優しさの塊みたいな性質のサービスです。
ここでいう「優しさ」とはお金です。お金がなくて困ってる人にはお金を上げるのが一番の「優しさ」です。
ただし、「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」とはよく言ったもので、コロナが長期化する今の状況では、ただ単にお金を上げるよりも稼ぎ方を教えてあげることの方が重要です。
ですのでこのプロジェクトではアイドル自身、事務所、バックダンサー、カメラマン、照明、音響、ライブハウスなどの関わる人みんなをお金が稼げるようにしようと思っています。
それからこのプロジェクトは芸能界だったり、音楽業界、ライブハウスなどの知見も必要なのでパーソンリンクだけでは成り立たない部分も多々あります。
そうするとパートナー企業との連携が必須になってきますので、実はパートナー企業が稼げるようになることも成功の鍵なんじゃないかなと思っています。

リーンスタートアップに適さないプロジェクトも当然ありますが、webサービスの大体は当てはめられるものが多いので「リーンスタートアップで進めること」は過去も意識してきました。
リーンスタートアップは簡単にいうと超ミニマムでスタートし、お客さんの声を聞いてすぐに改修をとても早いスピードで繰り返していくことです。エンジニア主体で進めていると「ついつい作りすぎてしまう問題」が発生しやすいのでリーンスタートアップの考え方は学んでおくのがオススメです。
今回のサイトはこの話が出た時にランチをしていた社員の方に制作をしてもらったのですが、トップページに一覧画面、その他に検索機能などがあるのですが、今後ファンとのやりとりができるようになるような構成で作成していく予定です。

まだまだVUCA時代で何が起こるかわからないので「ピボット」は忘れずに進めていきたいと思います。

hiroki isotani

hiroki isotani

広報担当


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